介護職員初任者研修課程修了
15日間の研修課程を修了し、終了テストを受けて無事合格となりました。
テストは、3択問題33問で1時間にて解答というものでした。試験中、テキストは開けませんがきわめて常識的なものが中心であり、60%が合格ラインとのことでしたが、セミナー期間中に真面目に受講していればまず不合格にはならないのではと思います。試験後に解説があるのですが、それでも2問間違えたことが判明し少しショックを受けました。後日、修了書を送付いただけるとのことでしたが、ひとまず総括といいますか感想を書き残しておきたいと思います。
★現役介護職の方々へリスペクト
実技体験を通しとても大変な仕事と思いました。移乗、シーツ交換、整容、排便、入浴等の実技では、途中筋肉痛になり何度も座り込みました。ボディメカニクスというコツがあるのですが、頭でわかっても実践はなかなか難しい。おそらく施設系で勤務し毎日のように行えばスムーズにできるのでしょうね。
★インクルージョン社会の実現
高齢者、障害者の模擬体験を通じ、あらためて介護サービスの必要性を実感。また「自立支援」という概念は初めて聞くもので斬新でした。利用者(介護保険)の描く生活上の目標に向かってできることは自分で行い、介護はあくまでもその補完・支援という考え方です。共生社会の実現に向けて必要な概念と感じました。外出中、介助を必要とする方々に誰もが自然に支援している風景を見かけるようになるといいですね。
★保険対象各事業サービスへの理解
居宅系、施設系に細分化されたサービスが相当数あることを知りました。ケアプランを策定するのはケアマネですが、利用者も知っておいた方が良いと思いました。日本の介護保険制度の手厚さをあらためて再認識したところです。
この経験を介護事業者へ何かお役立てできるのか色々と模索しています。労働者不足、利用者獲得競争、公定価格で縛られる業界ならではの諸条件等鑑みて、業界ステータス向上に向けたアイディアの模索に取り組んで参ります。
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