介護DXって何?

先日、訪問介護事業と居宅介護支援事業を営む知人と会話したら、来月廃業を確定しましたとのこと。

その理由は、職員の確保がままならず、加えて現職の高齢化(最高齢81歳)も後押しとなり事業の継続を断念するとのことでした。公金ビジネスが故に業績アップへの取り組み制限も多く「仕方がない」との判断だそうで、この数年は、厚労省が推奨する「介護DX」も理解できず(経営者は70代)、新しいことへのチャレンジも負担になる様子がうかがえます。

本来、利用者とのコミュニケーションがとても重要でそこへ時間を割く必要がある介護職員ですから、ITやDX導入を強制するのは非現実的といえます。

とはいえ、周りを見回すとIoT(インターネットで物と物がつながる)やAIが当たり前の社会になってきており、若い世代を中心に時代とともにビジネスモデルも変化しているのも事実です。高齢化した職員を抱える事業者へ、DX活用の後押しが何かできないかと色々模索しています。別ページに私のイメージする介護DXを図にしてみましたのでご参照ください。

1.介護DX概要

2.介護DX実現イメージ

投稿者プロフィール

長谷川雅芳